今回はウェイトトレーニング”BIG3″でもご紹介したスクワットについて更に深くご説明していきます。
“King of training”
スクワットは主に下半身のトレーニング種目に分類されます。
・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・大臀筋
・下腿三頭筋
ですが、実際にウェイトを担いでスクワットを行うと、もちろん下半身も疲労しますが、下半身トレーニングのスクワットをしているのに肩周り、背中のあたりがキツくなる事が、あると思います。
一見、スクワットのフォームが悪い?バーベル担ぎ方が悪い?
そんな風に思う方いるかと思います。
安心してください。
そのスクワット、間違っていません。
もちろん、今このブログを読んでくれているあなたのスクワットのフォームを見た事がないですし、スクワットのフォームも正しいかどうかわかりません。
ですが、スクワットのフォームが正しくても肩周り、背中が辛くなることは起きます。
スクワットは下半身のトレーニング種目として分割はされますが、全身トレーニングなのです。
どういうこと?…と言いますと。
そもそも、ウェイトトレーニングそのものが、非日常動作なのです。
日常では味わうことのない重さを身体に与えてトレーニングするわけです。
スクワットの場合、日常ではあり得ない重さを肩に担ぎます。
そして、肩に担いだバーベルが後ろに落ちないよう手でしっかりと握ります。
体幹周りの力も入れなければ重さに身体が負け、真っ直ぐ立っていることもしんどいです…
そして、その全身に力を入れた状態のまま、スクワット動作をするわけです。
下半身以外の筋肉も披露して当然の結果ですね!
また、スクワット動作は立位や座位で行うトレーニング種目とは違い心臓の位置が上下します。
その分、筋肉的の疲労もありますが、心肺的な疲労も同時に起こり呼吸が苦しくなります。
スクワットは筋力だけではなく、体力向上へも期待できるトレーニング種目です!!